佳作

脱ぎ方で　普段が分かる　脱衣かご
きりんみか　様　／ 50代

佳作

妻のあと　慣れてそのまま　女湯へ
八木五十八　様　／ 60代

佳作

湯に浸かる　父とおんなじ　歌が出る
松本俊彦　様　／ 50代

佳作

かけ湯から　牛乳までの　よき流れ
松下弘美　様　／ 60代

【月間賞作者より】

コロナ禍の生活が4年目に入り、今やマスクは体の一部だと感じています。
ある日、近所の銭湯に一人で行ったとき、サッとシャワーを浴びて目当ての露天風呂に向かいました。
ホッと一息ついて、ふと湯に目をやると、そこにはマスクをつけた自分の姿が映っており、「やってしまった！」とびっくりしました。

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【選評】

月間賞作品は、選者の中でもあるあるな状況で多く共感されました。マスク、消毒、検温などの新しく生まれた習慣もすっかり身に付きましたね。まさに時世の一句で見事月間賞です。

無意識×お風呂というお題は結びつきが良かった様です。今月は一層多くの作品のご応募がありました。佳作作品もどれも皆さまの日常がにじみ出ていて良いですね。

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