お題:舞台裏
月間賞
演じてた 顔がお風呂で オフになる
せきぼー 様 / 40代
佳作
暖かく しておく冬の 脱衣室
一匹羊 様 / 60代
佳作
頑固爺 風呂では孫に 好々爺
フリージア 様 / 50代
佳作
覚えとけ パパが毎日 風呂掃除
親の背中を見て育つ 様 / 40代
佳作
温湿度 管理裏方 ぬかり無し
オクラの花」 様 / 70代
佳作
湯で漏らす 華やかな社の 舞台裏
かきくけ子 様 / 60代
【月間賞作者より】
一人一人が主役。誰しも、日常の「表舞台」では、それぞれの役柄を自然に、時には張り詰めた空気の中で、演じているように思います。そんな役者である私たちの「舞台裏」といえば、癒されるお風呂でのひととき。大役を終えて、衣装を脱ぎ、化粧も飾りもすべて落として入るお風呂。ほっとしたそのときの顔は、オンからオフに切り替わったスイッチのようです。まさにオフロ、湯快爽快な「舞台裏」なのです。
【選評】
素敵な作品のコメントを下さりありがとうございます。
人は皆それぞれに、「舞台裏」があるのですね。その場所がお風呂というのはうなずけます。
オンとオフを切り替えて生きて、知らず知らず、すり減っているのかしら?と、ちょっと感慨深く考えてしまいました。舞台裏では、ひととき、のんびりと息抜きしなくては!
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