お題：プロ
月間賞
プロの技 水紋なしに 入るお湯
フーマー 様 ／ 60代
佳作
職人の 魂感ず 壁の富士
瑠珂 様 ／ 50代
佳作
セットした 髪を死守して 入る友
月小町 様 ／ 30代
佳作
妻メジャー 俺ノンプロの 風呂そうじ
ゴエモン 様 ／ 50代
佳作
温泉の 好きが高じて ソムリエに
茶の花 様 ／ 50代
佳作
泣かぬ間に 子の髪洗う 匠技
かすみ 様 ／ 80代
佳作
沐浴に 震える手先 超えて親
糖質無制限 様 ／ 30代
【月間賞作者より】
入浴時、とくに大浴場ではマナーよく入りたい。飛び込み競技のように、ノースプラッシュで静かにしぶきを上げず水紋も小さくする。それが「プロ」の技のだと思います。
【選評】
そうですよね。飛び込み選手の「ノースプラッシュ」は見事なもので、感嘆させられます！
そのような入浴の仕方は所作としても美しい姿ですね。足先から徐々に身体へと伝わってゆくお湯の感触（熱さや温かさ、湯ざわり、泉質など）が、より細密に感じられそうです。素敵な作品をありがとうございました。
今月も入選作品はどれも秀逸で楽しいものばかりです。世の中にはお風呂にまつわる様々な「プロ」がいるのだと、投稿作品から教えていただきました。
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